米グーグル10-12月期:純利益7倍、売上10億ドル超-株最高値(4)

世界で最も頻繁に利用されるインターネット 検索サイトを運営する米グーグルが1日発表した第4四半期(10-12月)決算 は、純利益が前年同期に比べ7倍に増え、売上高は初めて10億ドルを超えた。 2004年8月の新規株式公開(IPO)時に比べ既に2倍以上となっている株価 は、時間外取引で一時、9.5%高に上昇した。

純利益は2億410万ドル(1株当たり71セント)と、前年同期の2730万 ドル(同10セント)から増えた。売上高は前年同期比2倍の10億3000万ドル (前年同期は5億1220万ドル)。株式による報酬に伴う経費5950万ドルを除 いたベースの1株利益は92セントとなり、調査会社トムソン・ファイナンシャル がまとめたアナリスト21人の予想平均の7セントを上回った。

USバンコープ・アセット・マネジメント傘下のファースト・アメリカン・ テクノロジー・ファンドで運用に携わるバリー・ランドール氏は「売上高はわた しも含め市場の予想を上回った」として、「企業はコストについては制御できる が、売上高は顧客次第だ。グーグルは困難を成し遂げた」と評価した。

グーグルサイトに掲載された広告による収入は2倍強に増えた。株による 報酬に伴うコストや提携先サイトに支払う額の減少で、営業利益率は改善した。 エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)はオンラインのビデオ検索など の新機能を開発し、加入者増を図っている。

グーグルが販売した広告を掲載する他サイトに支払うトラフィック・アクイ ジション・コストを除いた売上高は6億5300万ドルとなり、市場予想の5億 9000万ドルを上回った。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、18.30ドル 高の210.20ドルに上昇。1月19日につけた上場来高値の205.30ドルを超え た。通常取引終値は3.72ドル(1.9%)安の191.90ドルだった。

シュミットCEOはアナリストとの電話会議で、「サイト利用者数は大幅に 増えた」と述べた。第4四半期の営業利益率は29.4%と、前年同期の16.9%か ら改善。グーグル自身のサイトからの売上高は2倍強の5億3000万ドルに増え、 売上高の51%を占めた。広告を掲載する他サイトからの収入は92%増だった。

--共同取材:Brian Sullivan Editor: West.

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