1月新車販売台数は4.1%減と3カ月ぶり減少-三菱自が増加

日本自動車販売協会連合会(自販連)が 1日発表した1月の新車(軽自動車を除く)販売台数は、前年同月比4.1% 減の26万966台となった。3カ月ぶりの減少。リコール(無償回収・修理) 問題で販売の低迷が続いている三菱自動車は昨年秋に発売した小型車「コル トプラス」が好調で14カ月ぶりに前年水準を上回った。

小型乗用車は昨年発売された日産自動車の「ティーダ」やトヨタの「パ ッソ」などの販売が好調で前年同月比5.2%増の14万39台となった一方、 トヨタの「マークX」以外にめぼしい新型車がなかった普通自動車は同

9.8%減の8万8066台と大幅に減少した。

また2003年10月に排ガス規制の強化による買い替え需要が強かった 反動でトラックは20%減の3万1759台と大幅に減少した。バスは25%減 の1102台だった。

三菱自が14カ月ぶりに前年を上回る

三菱自は、10月末に発売した「コルトプラス」の販売が好調で小型乗用 車が31%増と大幅に伸びた。登録車全体でも2.4%増と14カ月ぶりに前年 水準を上回った。三菱ふそう・トラックバスは52%減と低迷が続いている。

日産自動車は相次ぐ新型車投入で9.8%増と好調な一方、2003年末に 発売した「クラウン」の影響などで前年の水準が高かったトヨタは1.1%減 とマイナスとなった。ホンダは、新型ミニバン「オデッセイ」を発売したこ とで前年同月の販売台数が好調だったことの反動もあり20%減となった。マ ツダも9.7%減だった。

大和住銀投信投資顧問の小川耕一株式運用部長は、「日本では自動車会 社は新車効果でパイを取り合っている」として、新型車の発売が販売台数に 大きな影響を持つことを強調した。

同連合会は従来、国内メーカーの海外生産車を輸入車として扱ってきた が、今回の調査から各社の台数に含めることとした。従来の基準では登録車 が3.6%減の24万7558台、輸入車は13%減の1万3408台だった。今回 は、前年との比較のため、前年の数値も新基準で算出し直している。

軽自動車

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した1月の軽自動車(排気 量660cc以下)販売台数は、前年同月比0.8%減の13万987台となった。 3カ月ぶりの減少だった。

スズキは2.0%増と13カ月連続、ダイハツは2.9%増と14カ月連続で それぞれ前年水準を上回った。一方、ホンダは「ライフ」の発売から1年以 上経過したことなどから14%減、三菱自は30%減、富士重工業も7%減と 低調だった。

--共同取材 東京 竹本能文、藤村奈央子 Editor: Hinoki, Sakihama

崎濱 秀磨 Hidekiyo Sakihama (81)(3)3201-8878 ksakihama@bloomberg.net Peter Hannam (81)(3)3201-8342 phannam@bloomberg.net

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