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【個別銘柄】大京、オリックス、三菱重工、京セラ、全日空、NEC

28日の株式市場の主な銘柄の動向は以下 の通り。

大京(8840):4%高の237円。産業再生機構の支援で経営再建中の大京の 株価が上昇。かねてから有力スポンサー候補といわれていたオリックスに最終 決定したとの報道が好感されたようだ。オリックス(8591)は1.2%安の1万 3690円。

三菱重工(7011):0.4%安の281円、一時7円(2.5%)安の275円と5カ 月ぶり安値をつけた。三菱自動車支援による業績・財務悪化懸念が広がり、買 い材料が見当たらない状態で、株価は昨年8月の直近の安値276円を試す展開 となった。

京セラ(6971):1.7%安の7340円と続落。昨日発表した2005年3月期通 期予想で、デジタル家電などへの部品需要の回復の遅れや海外での携帯端末の 競争激化の悪影響を減益要因として、連結純利益を前期比13%減の590億円に 下方修正したことで売りが優勢になった。

全日本空輸(9202):0.5%高の386円と3日続伸し、昨年来高値を更新。 中国路線拡大など国際便の旅客需要の取り込みに向けた積極的な運航計画や燃 料価格対策が、同社の安定した業績拡大につながるとの見方から買う動きが続 いているようだ。

NEC(6701):1.9%高の595円。27日に通期連結営業利益を従来予想の 1500億円から1350億円へと、今期2度目の下方修正したが、株価には織り込 み済みと確認されたようだ。一方、業績下方修正の主因となったNECエレク トロニクス(6723)は業績不振を嫌気して2.2%安の5280円。

セイコーエプソン(6724):4.5%安の4230円と4日続落。27日に2005年 3月期第3四半期(10-12月)の連結営業利益が前年同期比2.9%減の310億 円になったと発表したことが嫌気された。競争激化に伴う携帯電話向け液晶デ ィスプレーの価格下落や販売数量減少を好調なプリンター販売やコストダウン で補えなかった。

キヤノン販売(8060):3.4%安の1632円と5日ぶりに反落。27日に半 導体露光装置を中心とする産業機器の落ち込みで2005年12月期の連結営業利 益が前期比15%減の250億円になるとの予想を発表した。前期に8年ぶりに更 新した過去最高益から一転して減益になるとの予想が嫌気されている。

大王製紙(3880):6.8%安の930円と大幅続落。27日に発表した2005年3 月期の連結業績見通しの下方修正を受けて売りが膨らんだ。明和証券の矢部靖 夫顧問は、業績下方修正に対する下落幅としては大きすぎるとの見方を示す一 方、株価の上昇に転じるには明確な好材料が必要と指摘した。

東燃ゼネラル石油(5012):0.4%高の963円。27日に2004年12月期の連 結経常益がこれまでの予想を92億円上回り、前の期に比べ74%増の482億円 となったと発表したが、株価の反応は限定的で、一時は1円(0.1%)安と下げ る場面もあった。大和総研の阿部聖史アナリストは、28日付のリポートで、 「原油コストの認識時期が他社と違うため、結果として前期の利益水準は高め に計上された可能性がある」と慎重な見方を示した。

北海製罐(5902):6.6%高の339円と、昨年来高値を更新。午前の取引では 一時10%高まで買われる場面もあった。純資産倍率(PBR)が1倍を割り込 んでおり、割安と判断した投資家の買いが入ったようだ。

三菱東京フィナンシャル・グループ(8306):変わらずの98万円、一時は

0.9%安となる場面もあった。2月に第3者割当増資で2500億円を調達し、自 己資本を拡充するとの発表については、株価に中立との見方が大勢だ。一部に は期末を意識し、株価が年初から下落基調にあることを嫌気した売りも出てい るようだ。

商船三井(9104):0.2%高の646円と5日続伸し、12月6日以来8週ぶり 高値。四半期決算を控え好業績期待や、中国関連需要の拡大を受けた中期的な 成長力への評価から買われているもよう。北米向けコンテナ需要が昨年に過去 最高を記録したとの報道も好材料視されているようだ。

コナミスポーツ(4643):5.6%安の1935円と4日続落。スポールクラブ運 営のコナミスポーツの株価が3日続落。不採算店の閉鎖を当初計画より多く実 施することなどで費用が増え、2005年3月期純利益は従来予想を12億円下回 る13億円(前期比11%増)の見通しと前日発表したことから、売りが先行し ている。

中小型海運株:太平洋海運(9123)、共栄タンカー(9130)、明治海運(9115) など小型海運株が連日高。海運業界の好業績期待を背景に、海運株の中でも値 動きが軽い中小型株を中心に買いが優勢になっているようだ。

太平洋海運は17%高の199円、共栄タンカーは同25.8%高の390円、明治 海運は8.3%高の390円。東証1部の上昇率は、1位は共栄タンカー、2位が 太平洋海運、4位が明治海運。

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