コンテンツにスキップする

ハバロフスク地方知事:サハリン1を通じて天然ガス販売増加を期待

ロシア極東地域、ハバロフスクのイシャー エフ・ヴィクトル・イワノヴィッチ地方知事は25日、都内で講演し、サハリン沖 の大規模油田・ガス田開発計画「サハリン1」を通じて、2006年末に天然ガス 20億立方メートルの販売が可能になるとの認識を示した。

イシャーエフ地方知事は、06年末にハバロフスク地域で天然ガスが45億立 方メートルまで供給増になると予想。このうち、25億立方メートルがハバロフス ク市で使用されることから、残りの20億立方メートルを販売できると分析。さら に、将来的に年間80億立方メートルまで供給能力を高めることが可能と見込んで いる。

一方、シベリア産原油を極東に運ぶ石油パイプライン建設計画について、ハ バロフスク北方に位置するデカストリで出荷するほうが良いとの認識を明らかに した。ロシア政府のウェブサイトによると、太平洋ルートの全長は4200キロメ ートルに及び、東シベリアのタイシェットから、中国国境沿いのスコボロジノ経 由で、ナホトカ近郊のペレボズナヤ港までを結ぶことにしている。イシャーエフ 地方知事は「デカストリは環境面で優れているうえ、エクソン・モービルなどの出 荷基地がある」などと指摘し、デカストリ選定の効率性を強調した。

ロシア政府は04年12月31日、極東パイプライン建設計画で、ナホトカ付 近に通じる「太平洋ルート」を決定した。石油パイプラインの建設を巡っては、 日本側が支持する「太平洋ルート」と、中国の大慶までを結ぶ「中国ルート」と 日中両国がが競合していた。建設費は155億ドル(1兆5900億円)で、パイプ ラインの輸送能力は年間8000万トン(日量160万バレル)に上るという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE