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太陽面爆発で人工衛星に障害多発-不具合のJSAT「因果関係は不明」

独立行政法人の情報通信研究機構は18日、太 陽の表面で起きる爆発(フレア)がここ数日発生し、地球を回る人工衛星に障害が 多発していると発表した。衛星運営者に臨時の情報を流して注意を促しているとい う。

情報通信研究機構によると、太陽は現在11年周期の活動極小期にあるが、14 日ごろからフレアが発生し始めた。特に17日午後7時前後に発生したフレアは極小 期には珍しいほどの大きな規模としている。

これにより米航空宇宙局(NASA)の科学衛星「ACE」、米海洋大気庁 (NOAA)の気象衛星「GOES」で一部の観測が出来ない状態になっていると いう。

アジア太平洋で最大規模の衛星通信事業者で9機の衛星を保有するJSATは 18日、「JCSAT-1B衛星」に不具合が発生、姿勢を崩してすべてのチャンネ ルで通信不能になったと発表している。

その後、衛星の小型ジェットの1個に不具合が見つかった。復旧作業を進めて 19日早朝から順次サービスが回復しているという。JSATは今回の不具合とフレ アとの関係についてこの日、「因果関係があるかないかについては確認が出来てい ない」(宇佐日出人・広報部部長)とコメントした。

JSAT株価の午前終値は、前日比6000円(2.0%)高の30万3000円。

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