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昨年11月の国内携帯電話出荷、9.8%減-新製品控え減少幅縮小(2)

電子情報技術産業協会(JEITA)が18日発 表した昨年11月の国内携帯電話出荷(自動車電話含む)は前年同月比9.8%減の375 万2000台となった。通信事業者最大手NTTドコモや3位ボーダフォンの12月の新 製品発売を前に、マイナス幅は前月(41.7%減)と比べて大幅に縮小した。11月はK DDI傘下のツーカーでも契約者数が約2年半ぶりに純増に転じた。

同月は公衆用PHS(簡易携帯電話)の出荷台数も前年同月比27%増の7万 3000台と、1年1カ月ぶりに前年を上回った。DDIポケットが定額サービスで提供 している京セラ製のAH-K3001Vの人気が全体の需要を押し上げたとみられる。同端末 はパソコン用のウエブサイトをPHSの画面上でそのまま表示できるOperaブラウザ ー(閲覧用ソフト)を日本で初めて搭載した。DDIポケットの大段慶高・広報宣伝部 長は同製品について「順調に台数を伸ばしている」と語った。

ただし、携帯電話の出荷台数は年初から11カ連続で減少しており、JEITA 広報グループの佐々木裕二氏によると、新製品の分が上乗せされているにすぎない公算 が大きく、「すう勢は変わっていない」もよう。PHSも月間出荷台数は依然として 10万台を割り込んでおり、全体の需要が持ち直しているわけではないという。PHS と携帯電話を合わせた移動電話全体の11月の出荷台数は同9.3%減の382万5000 台だった。

*T 携帯電話・PHS国内出荷(単位:1000台、カッコ内:前年同月比%) 2004年    携帯電話      PHS 11月 3752(- 9.8) 73(-9.8) 10月 2334(-41.7) 64(-39.0) 9月      3609(-10.0)  109(-10.5) 8月 3224(-19.2)   36(-77.5) 7月 4091(-19.9) 45(-70.0) 6月 4013(-15.4) 41(-69.3) 5月     3318(-14.7) 60(-45.4) 4月      3454(-16.4)   33(-82.6) 3月      4725(-0.4)  40(-80.9) 2月      3475(-2.4)    20(-72.8) 1月     2935(-22.2)   48(-26.7) 2003年 12月     4675(+20.1)   36(-47.4) 11月     4158(+12.4)   58(-26.5) 10月     4006(+30.6)  106(+17.3) 9月      4007(+19.7)  121(+64.3) 8月      3988(+22.4)  160(+118.9) 7月      5104(+39.0)  149(+104.4) 6月      4744(+19.6)  134(+12.8) 5月      3891(+23.7)  111(+18.6) 4月      4133(+40.3)  190(+48.1) *

◎調査対象企業 ○携帯電話=カシオ計算機、京セラ、三洋電機、シャープ、ソニー、デンソー、東芝、 日本電気、日本無線、パナソニックモバイルコミュニケーョンズ、日立製作所、富士通、 三菱電機(13社) ○PHS=京セラ、三洋電機、シャープ、セイコーインスツルメンツ、東芝、日本無線、 松下電器産業、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、富士通(9社)。

--共同取材:上野英治郎、若尾藍子 Editors:Okubo

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