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KDDI:初の年間首位に、携帯電話契約数-「着うた」でドコモ抑える

携帯電話の年間契約台数で、業界2位のKDD I(子会社ツーカー含む)が2004年に初めて首位になった。「着うた」といった新 サービスや割安な料金体系が顧客を増やし、ライバルのNTTドコモやボーダフォ ンを大きく引き離した。

2004年の携帯電話の契約純増数は、KDDIが271万1300台と前年比で16% 増加した。一方のドコモは217万9300台と同16%減、ボーダフォンは43万7000 台と70%減だった。純増数はこの日に各社が発表した12月の数値をブルームバー グ・ニュースが集計した。

KDDIが年間純増数でトップになるのは、統計がそろっている96年以降で初。 これまでは業界首位のドコモが他社を圧倒していたが、2003年初からKDDIの攻 勢が目立っている。KDDIはすでに年度では2003年度に初の純増トップになり、 2004年度も首位になる可能性がある。

主力ブランド「au」で業界初のデータ通信定額制を03年11月末から開始し たKDDIは、「着うた」などをけん引役に契約者を増やしている。ドコモもデー タ通信定額制を昨年6月から開始したが、主力ブランド「FOMA」は伸び悩んで いる。ボーダフォンは「写メール」以降ヒットに恵まれず、販売が急減している。

2005年

携帯電話の普及率は60%半ばまで上昇しており、2005年も契約者をめぐる獲得 競争は続く。KDDIは「着うた」の機能を楽曲まるごと再生できるように拡充し て、昨年末から開始した「着うたフル」サービスを全面に打ち出す。ソニーの非接 触ICカード技術フェリカを搭載して定期券にもなる携帯電話を秋にも投入する。

ドコモも昨年末に投入した新型FOMA「901i」シリーズのほか、機能を絞 って価格をやや抑えた普及版「700i」を2月中にも投入する。ボーダフォンは第 3世代携帯電話の品ぞろえを増やして販売回復を目指す。

                 【携帯電話の純増数と月末契約数】(12月)
     会社名(ブランド名)    純増数            月末契約数
      NTTドコモ       24万7500台増         4791万4200台
      KDDI           25万7100台増         2235万8600台
            (au       24万1600台増         1875万9000台)
            (ツーカー    1万1500台増          359万9600台)
      ボーダフォン            900台増         1521万1000台
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      合      計         50万5500台増         8548万3800台
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