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米年末商戦:週間既存店売上高は前年比4.3%増、駆け込み買い急増

出足が鈍かった米国の年末商戦では、ク リスマス数日前に急激な盛り返しが見られ、11月から12月にかけての売上高 は最大で前年比3%増が見込める公算が大きくなった。

国際ショッピングセンター評議会(ISCI)・UBSがまとめた25日ま での週の既存店売上高は、前年同期比で4.3%増加し、7月以来の高い増加率 を記録、4週間平均の2.9%増を上回った。

最大70%の値下げで、最後の追い込みをかけた百貨店大手のシアーズ・ロ ーバックをはじめ、フェデレーテッド・デパートメント・ストアーズ傘下のメ ーシーズなどでは、クリスマス直前の駆け込み買いの顧客でにぎわった。メリ ルリンチのアナリスト、ダニエル・バリー氏によると、米北東部の気温低下と 高級品への需要が売上高を押し上げたほか、ギフトカード(商品券)の販売好 調が今週の売上高に寄与すると予想されている。

コンサルティング会社カート・サーモン・アソシエーツ(ニューヨーク) の株式ストラテジスト、ウェンディ・ファリーナ氏は、「今年は本当に駆け込 み買いが目立った。消費者が値引きを待って買い物を遅らせたからだろう」と 述べた。

ISIC・UBSの調査によると、前年に比べて買い物の時期が遅くなっ た消費者は全体の約3分の1に達した。12月19日の時点で買い物を済ませて いない消費者の比率は約70%だったという。

前の週までは平年を上回る気温のためにセーターやコートなどの冬物衣料 の販売が振るわず、ガソリン価格高騰で低所得層の支出が抑制されていた。I CSCのチーフエコノミスト、マイケル・ニマイラ氏は、クリスマスが近づく につれ、雇用や価格に対する消費者の見方に明るさが増してきたと指摘した。

ニマイラ氏は、「クリスマス商戦は非常に力強いフィニッシュを飾った。 24日の売り上げは特に著しかった」と述べた。

--共同取材 ロサンゼルス Edvard Pettersson サンフランシスコ Greg Wiles ニューヨーク Lisa Kaplan and Brian Sullivan ワシントン Courtney Schlisserman, Brendan Murray and Joe Richter Editors: Bielski

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