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米毛皮売り上げ、今年過去最高に-ニーマン、シアーズの販売押し上げ

米国では今年、毛皮の売り上げが好調で、 調査会社サウスウイック・アソシエーツ(米フロリダ州)によると、前年に比 べ約15%伸びて過去最高の21億ドルに達する見込みだ。1995年までの10年 間は、動物愛護の運動が盛んになる中、毛皮の売り上げは3割強減少していた。

バーナード・サンズ(米ノースカロライナ州)の小売りアナリスト、リチ ャード・ヘイスティングズ氏によると、毛皮は百貨店売り上げの約2%を構成 する。

デラウェア・インベストメンツ(フィラデルフィア)で約1100億ドルの 運用に携わるロリ・ワークス氏は、「ファッションに関心がある人なら、今シ ーズンは毛皮の付いたアイテムを持ちたいと思うだろう」と語った。

今年の年末商戦の毛皮商品にはポンチョやズボンなども含まれ、20代の客 層にもターゲットを広げており、幅広い小売店で売り上げが伸びていると同氏 は説明する。

米高級百貨店ニーマン・マーカス・グループの11月の既存店売り上げは 前年同月比8.4%増。5万ドル(約520万円)のクロテンのポンチョなど毛皮 の販売が好調だった。同社が対象としている顧客層の平均年収は約19万ドル

商品の価格帯がニーマン・マーカスなどに比べると低い米シアーズなどの 百貨店も、クリスマス前最後の買い物客に向け、毛皮や人工の毛皮(フェイク ファー)の販売に注力している。シアーズによると、毛皮の襟が付いたカーデ ィガンが好調に売れている。J.C.ペニーはウサギの毛皮のポンチョ(70ド ル)を含み、毛皮商品の品揃えを拡大している。

シアーズのファッションディレクター、ジュアニータ・フィールズ氏はイ ンタビューに答え、「毛皮に熱狂といった感じだ」と指摘した。

今年の年末商戦では、高級小売店がディスカウント小売店を上回る伸びを 示している。雇用の伸び悩みやエネルギー価格の高騰を背景に、ディスカウン ト店の販売は打撃を受けている。

--共同取材 ウィルミントン Phil Milford、プリンストンRachel Katz Editors: Bielski, Liedtka, Reichl,inkyo

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