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ソフトバンク孫社長:NTT光ファイバー開放義務は必要-21日に会見

ADSL(非対称デジタル加入者線)通信事業国 内2位ソフトバンクの孫正義社長は21日、NTTの光ファイバー開放義務の必要性につ いて記者会見する。NTTが先月発表した中期経営戦略で、光ファイバーの貸し出し義 務撤廃を求める意思を表明したことに対応する。

ブロードバンド(高速大容量通信)事業を拡大するソフトバンクは、ADSLに加 えて光ファイバーにも今後本腰を入れる計画。この際にNTT東西地域会社が課されて いる光ファイバーの貸し出し義務は不可欠。孫社長はNTTの中期経営戦略を受けて、 光ファイバーを設置する公社を設立して設備を敷設すればいいとも語っている。

NTTは11月10日、固定電話のほぼ半分に当たる3000万回線を2010年までに光 ファイバーに替える中期戦略を発表した。同時に設備で競争ができる体制にするため、 光ファイバーの貸し出し義務撤廃を要望した。和田紀夫社長は会見で「技術を開発、リ スクをとって設備投資をしており、フェアリターンを頂きたい」と述べた。

こうしたNTTの姿勢について孫社長は、21日午後4時から都内の霞ヶ関ビルで記 者会見して異を唱える。これに先立ち孫社長が理事長を務めるブロードバンド推進協議 会のセミナーで、米連邦通信委員会(FCC)のロバート・ペッパー電気通信政策局長 が「米国通信政策最前線」というテーマで講演する。ペッパー局長は光ファイバーを含 む米国での通信政策に言及する可能性がある。

NTT東西の光ファイバーについては、電気通信事業法で指定電気通信設備とされ、 他社への開放が義務付けられている。貸出料金は月額5074円(1回線)で、ほかに回線 運営費(NTT東129円、NTT西は135円)が必要。

ソフトバンクの株価終値は、前日比110円(2.3%)高の4880円。

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