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欧州の鉄鋼価格は05年下期下落へ-クレディ・スイスの商品アナリスト

クレディ・スイス・ファースト・ボストン (CSFB)は、消費者が鉄鋼在庫を積み上げる一方で、世界的な生産が過去最 高に達するとの見方から、欧州の鉄鋼価格が2005年下期に下落すると予想して いる。

同社のアナリスト、マイケル・シラカー氏とハナ・カービー氏は14日レポ ートで、欧州のホットコイル価格(ベンチ―マーク、規準)は9.5%下落し1メ トリックトン当たり475ユーロ(632ドル)になるとの見通しを示した。前期は 525ユーロの見通し。

このレポートで、両氏は「われわれが予想するように、もし在庫が05年前 期にかけて積み上がると価格はおそらく下期に下落するだろう」と指摘した。

鉄鋼世界最大手、アセロロールや欧州鉄鋼メーカー3位のコーラス・グルー プを含む欧州鉄鋼メーカーは、ことしに入り現物価格を4度引き上げており1月 にもう一段の値上げを実施する計画だ。世界経済は30年ぶりの早いペースで拡大 していおり、これはコークス用炭や鉄鉱石などの原材料価格、需要を押し上げて いる。

CSFBはまた、価格下落がある場合、欧州の鉄鋼メーカーは生産削減を行 うだろうと指摘している。

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