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今週発表の米M&A:オラクルなど計7.3兆円超か、投資銀行に朗報

経営管理ソフト3位の米オラクルと自動 制御装置メーカー最大手の米ハネウエル・インターナショナルは13日、企業買 収を発表した。今週発表される米企業M&A(合併・買収)は、総額で700億 ドル(約7兆3000億円)を超える可能性がある。

オラクルは、同業の米ピープルソフトを103億ドルで買収する。ハネウエ ルはビル管理機器の英ノバーを15億1000万ドルで買収。米長距離電話大手の スプリントは14日にも、携帯電話サ-ビスのネクステル・コミュニケーション ズの買収を発表する可能性がある。買収価格は最大360億ドルとみられている。 関係者によると、医療機器大手の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) も、埋め込み型除細動器の米ガイダントを約240億ドルで買収することで今週 中に合意する公算がある。

これらを加えると、2004年のM&Aの総額は少なくとも1兆7600億ドル と、2000年の2兆9500億ドル以来最高となる(ブルームバーグ・データ)。 M&Aアドバイザーらは、年末の案件ラッシュは来年に向けて幸先がよいと話す。

サンディエゴに拠点を置く投資銀行リレーショナル・アドバイザーズのマ ネジングディレクター、ロバート・ウールウェイ氏は「M&Aへの需要は水面 下で積み上がっている。バンカーとしては来年が楽しみだ」と述べた。

M&A市場は3年に及ぶ低迷を脱して復活しつつある。フランスの製薬大手 サノフィ・サンテラボによる同業のアベンティス買収でアドバイザーを務めたデ ィーウェイ・バランタインのモートン・ピアース共同会長は「これらの案件はす べて戦略的合併だ」と話している。

オラクルの案件では、オラクルのアドバイザー、クレディ・スイス・ファ ースト・ボストン(CSFB)が約1400万ドルの手数料を獲得。ピープルソフ ト側は米シティグループとゴールドマン・サックス・グループが約1800万ドル を分け合うとみられる。

ハネウエルのアドバイザーを務めたJPモルガン・チェースの手数料は 740万ドル。ノバー側はゴールドマンとCSFB、英カザノブが770万ドルを 分け合うもよう(ブルームバーグ概算)。

--共同取材:Tom Laufer. Editors: Greiff

akinoshita2@bloomberg.net      Editor:Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: ニューヨーク Dan Lonkevich 1 (212) 893-5811 dlonkevich@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: James Greiff 1 (212) 893-5801 jgreiff@bloomberg.net.

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