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東欧での株式発行、今年は過去最高-EU加盟で資金調達が活発化

東欧での株式発行を通じた資金調達が 2004年は、過去最高の59億ドル(約6200億円)に達したことが13日までに 分かった。昨年の新株発行額のほぼ3倍に当たる。

ブルームバーグのデータによれば、欧州連合(EU)に今年加盟した東欧 10カ国では、ポーランド最大の銀行、PKOバンク・ポルスキや、ハンガリー のポリ塩化ビニールメーカー、ボルソドケムなど39社が株式発行により資金を 調達し、2003年の8社に比べるとその数は大幅に増えた。金融データサービス 企業の英ディーロジック(ロンドン)は、東欧での株式発行は今年、1989年の ベルリンの壁崩壊以降、最も活発になったと指摘している。

クレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)のディレクター (ロンドン在勤)、ジョージ・パベイ氏は、「ファンドマネジャーらは東欧の経 済成長に一層期待している。西欧市場では株価評価が上限まで近づきつつある ようだが、東欧市場は堅調に推移している」と述べている。CSFBは旧共産圏 では今年最も多くの株式発行業務を担当した金融機関となっている。

ポーランドやハンガリー、チェコなどの東欧諸国の企業20社で構成するセ ントラル・ヨーロピアン・ブルーチップ指数の年初来の上昇率は52%。一方、 西欧株式市場の指標であるダウ・ジョーンズ・ストックス600指数は8.2%高 にとどまっている。

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