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富士写が高い、富士ゼロのデル向けプリンターOEM事業好調で

富士写真フイルムの株価が高い。連結子会社富士 ゼロックスが今秋から開始した米デル向けのレーザープリンターOEM(相手先ブラン ドによる生産)事業が好調に推移しているとの見方から買い進まれている。

午後1時56分現在の株価は前週末比90円(2.6%)高の3590円。株価は一時同 110円(3.1%)高の3610円まで上昇した。

市場は、「富士写真フイルムの事業の中でも特に収益が上がるのが、富士ゼロック スが手がけるプリンターや複写機の事務機部門。今勢いのあるデルにレーザープリンタ ーを供給することで、販売台数の増加と収益への寄与が見込まれる」(髙木証券トレー ディング部の菊池重夫次長)とみる。

富士ゼロックスのオフィス向けプリンター事業子会社、富士ゼロックスプリンティ ングシステムズの堀江潔社長は13日、今秋からデル向けに2機種のレーザープリンター の供給を開始したことを明らかにした。OEM先であるデルとの関係から台数などの詳 細は明らかにできないが、「販売は好調に推移しているようで、部品の手配が追いつか ないほど。パートナーシップを組むことができたのはよかったと思っている」(同社 長)という。

J.P.モルガン証券株式調査部の森山久史シニア・アナリストは、「デルが9月以 降ホームページに掲載しているカラーレーザープリンターは富士ゼロックスからのOE M供給ではないかと推定している。富士ゼロックスは、現在の実質6%程度の営業利益 率から2007年3月期までの営業利益率の目標である10%へ向けて生産面でのコストダ ウン効果を含め順調に推移していると確信している」と従来からの見方を強調している。

J.P.モルガン証券では、リストラ効果とプリンターOEMビジネスが今後の収益 をけん引するとして、10月22日以降、富士写真フイルムの投資判断を3段階で1番高 い「Overweight」に位置付けている。

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