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米年末商戦第2週:ウォルマートなど各社値下げ拡大で巻き返し図る

米国の年末商戦は第2週を迎え、第1週に 出遅れた小売り各社は値下げ率の拡大で巻き返しを図ろうとしている。

米百貨店2位のJCペニー(テキサス州プラーノ)は先週末、婦人物衣類 の最大50%値下げに踏み切った。シカゴ郊外オークパークのショッピングモー ル内のJCペニーに買い物に来たベラ・モスさん(44)は「魅力的な値段だ。 自分のためにも数百ドル使うつもり」と語った。

百貨店経営大手のフェデレーテッド・デパートメント・ストアーズや百貨 店最大手シアーズ・ローバックなど、小売り大手は11月の販売が不振に終った ことへの反省から、年末商戦第2週は値引き強化でばん回を狙う。小売り最大 手のウォルマート・ストアーズも11月既存店売上高が前年同月比0.7%の増加 にとどまったことから、先週3日から新たな広告キャンペーンを打ち出すと同 時に、値下げ戦略をスタートさせた。

リテール・フォーキャスティング(ニュージャージー州アッパーモンクレ ア)のカート・バーナード社長は、「小売り大手は販売動向に頭を悩ませては いるが、何でもかんでも無差別に値下げするほどのパニックに陥っているわけ ではない」と語る。「売れ残りが予想される製品を対象に値段を引き下げてい る」と付け加えた。そのうえで、小売り各社は在庫水準を低めに維持してきた ため、一部の商品については値下げに踏み切るのを待ちたいと考えている、と 述べた。

米家電量販チェーン2位のサーキット・シティ・ストアーズの株価は一時、 前週末比12%安まで下げた。同社が発表した9-11月期売上高は前年同月比

3.8%増にとどまり、アナリスト予想に届かなかった。アラン・マッカラー最高 経営責任者(CEO)は発表資料のなかで、音楽・映画ソフトの値引きを前年 に比べて控えめに抑えた戦略が販売不振の原因だと指摘した。

小売り各社は週末に値下げ拡大に踏み切った。シアーズは4日の午前7時 から同10時の時間限定で、大半の商品の価格を10%引き下げた。コールズは 午前6時から正午までで高級アクセサリーを70%値下げしたほか、台所用品を 最大40%値下げした。フェデレーテッドが経営するブルーミングデールズは婦 人物カシミアセーターを20%引き下げ、JCペニーは午前7時から正午限定で 処分品を10%追加値下げした。

6日のニューヨーク株式市場で、ウォルマートの株価は下落。現地時間午 後3時13分現在、前週末比23セント(0.4%)安の52.70ドルで推移している。 一方、JCペニーは上昇し、同61セント(1.6%)高の39.35ドル。シアーズ は同1.07ドル(2%)高の53.36ドル。サーキット・シティは同1.13ドル (7%)安の15.08ドルで取引されている。

--共同取材 アトランタ Steve Matthews サンフランシスコ Greg Wiles ノースカロライナ州グリーンズボロ Chris Burritt シカゴ Chris Martin ニューヨーク Jeannine DeFoe プリンストン Amy Hellickson Editors: Wright, Bielski, Kraus.

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