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ヤフー:携帯にディズニー商品-「コンテンツポータビリティ」志向(3)

インターネットのポータル(玄関)サイト国内 最大手のヤフーとメディア・娯楽大手の米ウォルト・ディズニーの日本法人は15日、 携帯電話向けの新サービスについて提携すると発表した。ディズニーのコンテンツ (情報の中味)をヤフーが携帯電話向けに販売する。豊富な優良コンテンツを持つ ディズニーと集客力に優れたヤフーが互いの長所を生かすことで、収益に結びつく と判断した。

ヤフーは第1弾としてディズニーキャラクターの待ち受け画面や着信メロディ ー(着メロ)を携帯電話向けに提供する。3-4キャラクターと着メロ3曲を1パ ック(10日間利用可能)として、210円(税込み)できょうから販売する。すべて の待ち受け画像と着メロが利用可能なコースは月額735円(同)としている。

これを皮切りにヤフーとディズニーは、ショッピング(買い物)サイトやオー クション(競売)サイトにディズニー商品の提供を拡大していく意向。

「コンテンツポータビリティ」

都内ホテルで記者会見したヤフーの井上雅博社長は、今回のサービスで「携帯 電話向けサービスが第2段階に入る。キーワードは『コンテンツポータビリティ (持ち運び可能)』」と述べた。携帯電話のナンバーポータビリティ(事業者を変 えても同じ番号を使える制度)は2006年中に導入される。これにより契約会社を変 えても電話番号は変わらなくなるが、電子メールアドレスやコンテンツは使えなく なる可能性があるという。

これに対してヤフーは、ディズニーをはじめとするコンテンツを集めて提供し ていくことで、顧客が契約する携帯電話会社を変更してもコンテンツはそのまま使 える仕組みにする。電子メールアドレスもヤフーのものを使えば、携帯電話を変え てもアドレスは変わらないとしている。

井上社長は「コンテンツポータビリティ」について「メールアドレスやコンテ ンツをキャリア(携帯電話会社)から独立させていこうという試み」と強調した。 ヤフーは携帯電話向けサービスを2000年6月から開始しており、現在で40以上の サービスを提供している。

この記者会見にはウォルト・ディズニー・ジャパンのビラトン・カセムシー日 本アジア代表も出席し、ヤフーとの事業拡大の意欲を語った。

ヤフー株の終値は、前日比1万4000円(3.0%)安の46万円。

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