石炭価格は05年に最大80%上昇へ―アルセロールのドールCEO

鉄鋼メーカー世界最大手、ルクセンブ ルクのアルセロールのギイ・ドール最高経営責任者(CEO)はこのほど、鉱 山会社の値上げを受け、石炭価格が来年は最大80%上昇する可能性があると の見方を示した。

ルクセンブルクで23日インタビューに応じたドールCEOは、製鉄用石 炭の価格が60-80%上昇すると述べた。これは1トン当たりでみると少なく とも35ドルの値上がりとなる。アルセロールは、年間約1300万トンのコー クス用炭をBHPビリトンなどの生産会社から購入している。同CEOは、「コ ークス用炭が来年の主要な問題になるだろう」と述べ、「平均の支払い価格は 1トン当たり100ドル強だろう」と語った。

コークス用炭の価格急上昇は、中国の鉄鋼生産の拡大が主因だ。中国の1 -10月期の鉄鋼生産は南米全体の規模に達している。石炭供給業者も生産ペ ースの維持に苦労している。

ドールCEOによると、アルセロールは今後数週間内にコークス用炭の購 入価格が決まるとみている。コークス用炭の価格はほとんどが、1年間の固定 価格で決定される。同CEOは第3四半期(7-9月)決算を発表した11月 15日に、少なくとも50%の価格上昇を予想していた。

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