あおぞら銀:中間純利益2.2倍の315億円―非金利収入好調、特利も(2)

あおぞら銀行が25日に発表した2004年9 月中間期決算(単体)によると、純利益は前年同期比2.2倍の315億円となった。 本業のもうけを示す業務純益は、同12.4%増の235億円だった。中間期は、資 金利益が減少したものの、非金利収入が大幅に拡大し、収益に寄与した。特別損 益も純利益を押し上げた。

中間期は、資金利益が同4.4%減の300億円、非金利収益は同46.6%増の 133億円だった。また、経費率は低下傾向が続いており、前年同期から2.6ポイ ント改善して45.8%となった。

通期予想では、業務純益が同1.7倍の550億円、純利益は同10.6%増の470 億円を見込む。

あおぞら銀の水上博和社長は決算発表会見で、株式上場に関して「基本的に は株主の意向を踏まえて決めたい。明確なスケジュールは決まっていない」と述 べた。

一方、和菓子メーカーの駿河屋をめぐり、架空増資の疑いで経営首脳が逮捕 され、東京証券取引所は13日付で同社株を上場廃止基準に該当する恐れがある として管理ポストに割り当てた。架空増資に際しては、あおぞら銀が事情を知り ながら資金を融資した疑いがあるなどと、主要紙が報じた。水上社長は、この融 資について、捜査中であることや、守秘義務もあるとしながらも「融資は適正な 行内手続きを経て実行された。社内調査で適法適正に行われたと確認しており、 今後の捜査の行方を見守る」と述べた。

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