きょうの【注目株】住友信託、三井トラスト、キッコーマン、三井物

24日の【注目株】は以下の通り。

住友信託銀行(8403):住友信託銀行の株価動向に注目が集まりそうだ。 24日付の日本経済新聞朝刊によると、同行はこのほど、映画やアニメなどのコ ンテンツ(情報の内容)を対象とした国内初の知的財産信託を開発、来年初め にも映画配給会社と契約する。映画ソフトの販売権を信託財産として受託し、 小口化して投資家に転売するのだという。

三井トラスト・ホールディングス(8309):24日付の日本経済新聞朝刊に よると。同社は今年度内に1000億円規模の資本調達に踏み切る方針を固めた。 劣後ローンと劣後債が柱で、6000億円強にのぼる公的資金の返済に充てる。

キッコーマン(2801):24日付の日本経済新聞朝刊は、キッコーマンが12 月タイで現地の加工食品会社と共同で「デルモンテ」ブランドの加工食品の製 造に乗り出すと報じた。約10億6000万円と投じて野菜や果物を加工する新工 場を建設する。加工食品市場が急成長している中国やアジア向けの供給基地と する。

三井物産(8031):大手総合商社の三井物産の株価動向に注目が集まりそ うだ。三井物産の槍田松瑩社長は22日取引終了後に会見し「ディーゼル排気微 粒子状物質除去装置(DPF)」のデータを改ざんし、補助金を受け取れるよ うに東京都に虚偽申告をしていたことを明らかにした。

近畿日本鉄道(9041):22日、2004年9月中間期の連結純利益が前年同 期比2.2倍の91億円になったもようだと発表した。従来予想の60億円を52% 上回る見込み。不動産販売の収支が改善したほか、レジャー・サービス業など をはじめ、全社的なコスト削減効果が寄与する。05年3月期通期については現 在集計中で、25日に予定している中間決算発表時に公表する。

日清オイリオグループ(2602):22日、2004年9月中間期の連結経常利 益が前年同期比4.4倍の18億円になったもようだと発表した。従来予想の13 億円を5億円(39%)上回る見込み。高付加価値商品の販売拡大、油脂製品価 格の維持・改定や統合によるコスト削減効果が寄与する。05年3月期通期の連 結経常利益も前期比2.3倍の44億円となる見通しで、従来予想の35億円から 9億円(26%)引き上げた。

電源開発(9513):23日付の日本経済新聞は、電源開発(Jパワー)がア ルゼンチンで温暖化ガスの排出権取得事業に乗り出すと報じた。アルミニウム の製錬工程を改善して二酸化炭素換算で年間約80万トンの排出量を削減、排出 権を取得する。来年の京都議定書の発効をにらみ、大型案件の事業化に乗り出 す。

製造業:24日付の日本経済新聞朝刊によると、今年冬のボーナス調査中間 集計(284社)で、全産業の1人当たり支給額が前年冬実績比3.45%増の79万 3283円になったことが分かった。2年連続の増加で、91年調査に近い伸びにな ったのだという。製造業は5.18%増で、全体をけん引した。鉄鋼、機械など11 業種の伸びが昨年より拡大した。非製造業は0.33%増。

キーエンス(6861):24日付の日本経済新聞朝刊は、ファクトリーオート メーション(FA)用センサー、制御機器メーカーのキーエンスが海外の営業 拠点を拡大すると報じた。2006年3月期中に中国での拠点を現在より4カ所増 やして10カ所にするほか、北・中米と欧州でも計10カ所程度増やし、70カ所 体制とする。海外での売上高比率を現在の20%から50%に引き上げる。

ファイ(9712):コンピューターソフトウエアやコンピューターシステム などの開発、販売事業を行うファイ(JASDAQ上場)の株価動向に注目が 集まりそうだ。ファイは22日取引終了後に、経営企画室を新設し、新たに執行 役員に就任した林弘明氏が経営企画室長に就くとする新人事を発表した。林氏 はファイが12日に実施した増資の引き受け先企業の一つであるジェイ・ブリッ ジの常務執行役員を退職し22日付で入社した。

ニチイ学館(9792):高齢者介護サービスや医療関連教育サービス大手の ニチイ学館の株価動向に注目が集まりそうだ。22日取引終了後に2005年3月 期連結利益予想を上方修正。経常利益は前回予想比22%増の59億6000万円、 純利益は同31%増の26億2000万円にそれぞれ引き上げた。売上原価、販売費 などの営業費用が予想を上回る改善を示し下期も継続するとしている。ただ、 史上最高益を更新した前期との比較では経常利益が58%減、純利益は同66%減 となる。

コンビニ大手:セブン-イレブン・ジャパンやローソンなどコンビニエン スストア業界大手企業の株価が下げ基調を継続する見通し。日本フランチャイ ズチェーン(FC)協会が22日に公表した「コンビニエンスストア統計調査月 報」によると、会員13チェーンの2004年10月既存店売上高は前年同月比

0.9%減の5487億円となり、3カ月連続で前年実績を下回った。

アルプス技研(4611):技術者派遣大手アルプス技研の株価が右肩上がり で上昇を続けている。自動車業界や電機業界の好況を背景に、同社の技術者派 遣サービスに対する需要が高まっている。「メーカー側も外部に労働力を出し たいというニーズが強く、来年以降も増収増益基調を続けることができる」 (コスモ証券投資調査部の平中恭子シニアアナリスト)との見方が株価を支え ている。

船井電機(6839):AV機器メーカー大手、船井電機の株価が下げ止まら ない。22日の取引では一時1万1890円を付け、2003年5月以来の安値水準に 下落。短中期的な株価トレンドを示す「25日移動平均線」からのかい離率も

11.9%にのぼった。DVD関連製品の値引き販売が過当競争に陥っていること を理由に会社側が2005年3月通期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気さ れている。

日東電工(6988):電子材料大手、日東電工の株価動向に注目が集まりそ うだ。ゴールドマンサックス証券(GS)が前週末19日の取引終了後、日東電 を投資推奨銘柄に新規採用した。LCDフィルムの価格競争力・製品力の圧倒 的な強さを評価しており、来年春頃から数量拡大が見込めるとして、同時期に 株価上昇が狙えるとの見方を示している。今後12カ月の目標株価は6500円。

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