ECBはユーロ売り介入を―独5賢人委のボーフィンガー氏

ドイツの政府経済諮問委員会(5賢人委員 会)のメンバー、ペーター・ボーフィンガー氏は17日、欧州中央銀行(ECB)は ユーロの対ドルでの上値を抑えるためにユーロ売り介入を実施すべきだとの見解を示 した。ユーロ高はドイツ経済の回復にとってリスクとなっている。

同氏はインタビューで、「問題は為替動向を自然災害のように受け入れなけれ ばならないのか、それとも金融政策を使って何か手を打つかだ」と述べ、「外為市場 介入は非常に効果的な手段だ」と語った。

ECBは1999年1月の統一通貨導入以来、ユーロ売り介入を実施したことは ない。ステート・ストリート(シドニー)の市場アナリスト、ハービンダー・カリラ イ氏など一部エコノミストは、ECBの政策担当者は為替市場に介入する決意を示す よりは、「口先介入」に依存しているとみている。

ECBの政策委員会メンバーでアイルランド中銀のジョン・ハーレー総裁はイ ンタビューで、政策担当者はユーロ圏の予想を下回る景気拡大ペースに「失望した」 と指摘。為替レートの急な動きが「経済成長に打撃を与えている」と述べた。

ユーロは17日、導入以来の高値である1ユーロ=1.3047ドルをつけた。

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