米国と欧州の株価、投資適格級社債に比べ割安-米シティ

米シティグループは16日までに、米国と欧 州の株式は、投資適格級社債に比べ割安だとの見方を示した。

スミス・バーニー部門の世界ストラテジー責任者アジェー・カプール氏は 12日付のリポートで、予想利益と配当を考慮すると、製薬大手の米メルクやた ばこ会社を傘下に持つ米アルトリア・グループ、イタリアの電力会社エネルな どは特に割安だと指摘した。

同氏の判断は、予想1株利益を株価で割った予想収益率に基づいている。 同氏によると、S&P500種株価指数構成銘柄の向こう1年の予想収益率は

6.6%と、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの格付け「Baa」 の社債の平均利回り6.2%を上回る。「Baa」は投資適格級のなかで最低の格 付け。

同氏によると、予想収益率が前回、社債利回りを上回ったのは1980年。同 氏は、現在の数字は投資家が過度に弱気になっていることを示唆しているとし て、株購入を推奨している。

同氏が割安と指摘する銘柄はほかに、英銀のロイズTSBやオランダの金 融サービス会社INGグループなど。

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