米ブッシュ政権:ドル安継続を容認、FRBも発言回避―WSJ紙

10日付の米紙ウォールストリート・ジャーナ ル(欧州版)は、公には「強いドル」政策維持を表明しているブッシュ米政権がドル 続落を予想しているだけでなく、それを容認していると報じた。

同紙はまた、米連邦準備制度理事会(FRB)もドル安が続くとみているもの の、国際金融市場の不安定化につながるドル売り加速を招く恐れから発言を控えてい ると説明した。

同紙によると、先週のブッシュ大統領再選以来、ドルは対ユーロで1.4%下落、 過去最安値を記録した。同紙は、ドル下落がいまのところ秩序を保っているほか、当 面の米経常赤字の縮小にもつながるため、ブッシュ政権のドル政策の妥当性を裏付け ているとしている。

同紙によると、米財務省のニコラス報道官は9日、ブッシュ政権が強いドルを 支持していると改めて強調した。しかし、米国は10月に開催された7カ国財務省・ 中央銀行総裁会議(G7)で、その他の参加国とともに、為替相場は「経済のファン ダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)を反映すべきだ」と指摘しており、多くのエコ ノミストによると、それはドル安を意味するという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE