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モルガン・スタンレー:KDDI株を格下げ、「中立」に-固定部門不振

モルガン・スタンレー証券の田中宏典アナリ ストは30日、KDDIの株価評価を「買い」から「中立」に引き下げた。携帯電 話の主力ブランド「au」は伸びているが、固定電話部門の不振が予想以上で全 体の収益の足かせとなると分析している。

目標株価も70万円から63万8000円に引き下げた。KDDIが29日発表し た4-6月期決算発表を受けて、田中アナリストは「固定通信部門はかなり悪く なりそう」と述べた。KDDIの小野寺正社長が表明していた固定部門の黒字維 持にも疑問符が付いていると指摘している。固定通信部門での音声の通信量が減 っているのが収益を圧迫している。

KDDI株は取引開始から売り注文が先行、時間とともに下げ幅を拡大して いる。午前10時37分現在で前日比2万9000円(4.9%)安の56万7000円とこ の日の安値で取引が進んでいる。

29日発表した4-6月期決算は、連結純利益が517億円と前年同期比で18% 増加した。事前の調査でアナリスト3人は、この四半期の純利益を530億-596 億円と予想していた。本業も儲けを示す営業利益は896億円。この通期予想に占 める比率は28%と前年同期の39%を大きく下回った。

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