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KDDI株下落:4-6月期予想下回る、固定不振-中長期的には評価

KDDIの株価が下落。一時前日比で3%以 上、下がった。前日に発表した四半期決算が市場の予想ほどではなかったことか ら取引開始から売り注文が優勢になっている。他の通信株や日本株が値上がりす るなかで株価下落が目立つ。

株価は一時前日比2万円(3.4%)安の57万6000円まで下落した。3日ぶり の値下がりになる。午前9時42分現在で同1万8000円(3.0%)安の57万8000 円で取引が進んでいる。売買代金は41億4000万円と東証1部の12位。

KDDI株の下落について市場は「固定電話部門の不振で4-6月期の収益 がマーケットの見通しに届かなかったのが背景」(佐分博信・UFJつばさ証券ア ナリスト)とみている。

29日発表した4-6月期決算は、連結純利益が517億円と前年同期比で18% 増加した。事前の調査でアナリスト3人は、この四半期の純利益を530億-596 億円と予想していた。本業も儲けを示す営業利益は896億円。この通期予想に占 める比率は28%と前年同期の39%を大きく下回った。

株価はこれを受けて売り注文が先行して取引を開始している。この日の通信 株はNTTやNTTドコモをはじめ軒並み上昇、日本株も大きく上昇に転じてお り、KDDI株の下落が際立つ。

一方で佐分アナリストは、主力携帯電話「au」での「1加入者当たりの平 均月間収入」(ARPU)が堅調に推移しているといった点を挙げた。KDDIの 基調としての評価は「A」(買い、今後半年から1年の株価がTOPIXを5- 20%上回る)を維持している。

合田泰政・メリルリンチ日本証券アナリストも「au」の売り上げが順調に 伸びているうえ、完全子会社化を発表した「ツーカー」との相乗効果が発揮でき るといった点を示し、投資評価は「買い」を継続するとのリポートを出している。

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