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KDDI:4-6月純利益18%増、au好調で増配-通期予想維持(3)

携帯電話国内2位のKDDIが29日発表した 4-6月期決算は、連結純利益が517億円と前年同期比で18%増加した。「着う た」をはじめとするサービスや料金体系が好評な主力携帯電話の「au」が好調 で、売上高や利益が膨らんだ。中間期に1000円を増配する。通期純利益の予想は PHS(簡易型携帯電話)子会社売却により先月に上方修正した水準を維持した。

部門別の純利益は「au」が32%増の466億円となり、全体をけん引した。 もう1つの携帯ブランド「ツーカー」は34億円、固定電話部門が9億円、PHS 部門は23億円だった。事前の調査でアナリスト3人は、この四半期全体の純利益 を530億-596億円と予想しており、実績はこれをやや下回った。

6月末の携帯電話契約者数は2119万7500人とこの3カ月間で60万7000人 増加した。「au」の契約者は63万2400人増加、一方で「ツーカー」は2万5400 人減少した。昨年6月末との比較での顧客数は278万4400人増加した。

「au」の「1加入者当たりの平均月間収入」(ARPU)は7260円と前期 平均(7440円)に比べて180円低下した。前年同期(7480円)との比較では220 円下がっている。

ARPUは低下し、固定電話部門も不振だったが、「au」の好調が穴埋めし て、第1四半期(4-6月期)の売上高は7201億円と4.4%増加した。

中間期に記念配当1000円

収益は堅調に推移して有利子負債の削減も進んでいる。KDDIの前身の第 二電電が20周年を迎えることから、9月中間期に記念配当1000円を加えて中間 配当を3400円に増やす。期末配当を含めて年間配当は5800円になる。配当額は、 従来予想との比較で1000円多く、前期実績との比較では2200円増配となる。

通期(2005年3月期)の純利益は前期比82%増の2130億円を予想した。通 期予想については、PHS子会社の売却益230億円が期初予想(1900億円)に加 わると6月に発表しており、この水準を維持した。売上高についても2兆8990 億円と6月に修正した水準を据え置いた。

KDDI株の終値は、前日比1万円(1.7%)高の59万6000円。

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