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米タイム・ワーナー:4-6月期は27%減益-売上高は増加(2)

メディア最大手の米タイム・ワーナー が28日発表した第2四半期(4-6月)決算は、資産売却などがあった前 年同期と比べると純利益が27%減となった。一方で、売上高はケーブルテ レビ(CATV)や映画部門が好調で増加した。

同社の発表資料によれば、純利益は7億7700万ドル(1株当たり17セ ント)と、前年同期の10億6000万ドル(同24セント)から減少。継続事業 ベースでの売上高は10.1%増の109億ドルとなった。

映画部門では、一部項目を除いた利益が9%増の4億1700万ドルとなっ た。「ロード・オブ・ザ・リング」のDVD(デジタル多用途ディスク)の販 売。劇場公開の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の好調が寄与した。 HBOやTNTなどのチャンネルを持つCATV部門の利益は84%増の6億 6100万ドル。

オークブルック・インベストメンツ(イリノイ州)の調査ディレクター、 ピーター・ジャンコブスキス氏は、「4-6月期はCATVと映画部門が強力 だった」と述べた。オークブルックはタイム・ワーナー株式を含む12億ドル (約1340億円)相当の資産を運用している。

タイム・ワーナーは、米証券取引委員会(SEC)がインターネット部 門のアメリカ・オンライン(AOL)の広告収入処理に関し調査を続けてい ることを明らかにした。同社は内部でもAOLヨーロッパに関連した2002年 1月以前の会計処理について、調査を進めている。ジャンコブスキス氏は、 AOL関連の調査で「さらに時間がかかることは驚くにあたらない」と語った。

前年同期の純利益は、反トラスト(独占禁止法)関連訴訟の和解でコン ピューターソフト最大手の米マイクロソフトからの7億5000万ドルの支払い を受けたことや、CATVチャンネルの「コメディ・セントラル」の持ち分 50%を同業の米バイアコムに12億3000万ドルで売却したことなどで、膨ら んでいた。

2004年通期について、タイム・ワーナーは一部経費を除いた利益が「2 けたから10%台の低い数字」になるとみている。4月には10%以下の増益率 になるとしていた。

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