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米グーグルのIPO説明会:参加した投資家の反応はまちまち

世界で最も頻繁に利用されるインターネッ ト検索エンジンの米グーグルの共同創業者、サーゲイ・ブリン氏とラリー・ペ イジ氏は27日、ニューヨークの高級ホテル、ウォルドルフ・アストリアの大 ホールで開催した説明会にダークスーツ姿で出席し、33億ドル(約3660億円) 規模の新規株式公開(IPO)計画についてプレゼンテーションを行ったが、 投資家やアナリストの反応はまちまちだった。

昼食付きのプレゼンテーションは、ブリン、ペイジの両氏と、エリック・ シュミット最高経営責任者(CEO)、ジョージ・レイエス最高財務責任者(C FO)によって20分間にわたって行われ、質疑応答はその後40分間続いた。 大ホールは1200人分で予約されたが、出席者らによると、800人足らずの参 加にとどまった。

出席者の話では、グーグルの共同創業者らは将来の製品や業績、経営戦略 について言及せず、IPOの価格や時期についてもコメントしなかった。記者 団は説明会への参加を禁じられていた。

説明会に出席したアナリストのエリック・グロールマン氏は、「同社のI POをめぐる大騒ぎを考えると、今回のプレゼンテーションは期待にこたえら れなかったようだ」と語った。同氏は所属会社明を明かさず、グーグル株購入 の可能性の有無にもコメントを控えた。

26日に米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によれば、同社は来 月、1株当たり108ドル-135ドルで合計2460万株を投資家に売却する。

出席者らによると、ブリン氏はグーグルの財務内容についてスライドを使 用して「原稿に忠実に」説明したとみられ、マーク・パートナーズのジェネラ ル・パートナー、モリス・マーク氏は「あえて、ごく短く簡潔なプレゼンテー ションにしたと思われる」と指摘した。

一方、ジョン・ハンコック・テクノロジー・ファンドで4億ドルの運用に 携わるアラン・ローウェンスタイン氏は、グーグル幹部による経営戦略や見通 しの説明を評価し、「ビジネス構想が機能していることは明らかだ」と述べ、 「ヤフーやアマゾン、eベイと比較すると、成長力がある」と指摘した。

SECへの届け出によると、今年上期のグーグルの純利益は前年同期比 247%増の1億4300万ドル(1株当たり54セント)。ヤフーの同期間の純利益 は219%増の2億1370万ドル(同15セント)。

--共同取材 サンフランシスコ Adam Steinhauer Editors:

kshugo@bloomberg.net Editor:Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Brett Cole (1)(212) 893-3058 coleb@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Greg Baumann (1)(323) 782-4221 gbaumann@bloomberg.

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