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【個別銘柄】三菱自、双日HD、サッポロH、日興コーデ、富士通ゼネ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

三菱自動車(7211):終値は8.2%安の101円。出来高は5689万株で東証 1部トップ。午後2時46分には99円まで下げ、100円の大台を割り込んだ。 リコール隠し(無償回収・修理)問題で国内販売不振が響き、6月の世界生産 は5.3%減と15カ月連続の前年割れとなったうえ、北米から看板車種「パジェ ロ」の販売を撤退すると27日付東京新聞朝刊が報じたことも嫌気され、徐々 に値を下げた格好。

一方、26日付の大量保有報告書によると、JPモルガングループの三菱自 への出資比率は66.07%となっていたことが判明。貸し株を除いた実質分は 5%にも達しておらず、モルガングループがこれまで貸し株で大量に売り出し ていたことの証しとみられている。

双日ホールディングス(2768):15%安の373円と続落。下落率は東証1 部トップ。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、新事業計画 の基本方針が発表されたことを受け、双日ホールディングスの長期会社格付け と長期優先債券の「クレジット・ウォッチ」継続を決めたと発表した。格上げ の可能性が出てきたとしながらも、方向性は未確定としており、不透明感は根 強い。

サッポロホールディングス(2501):2.8%高の410円と反発。一時、 6%高の423円まで上昇した。ビール風味の低アルコール飲料「ドラフトワ ン」の販売が好調なため、2004年12月中間期と通期の業績予想を大幅上方修 正したことを好感し、業績回復への期待が高まった。通期の経常利益は過去最 高益となる見通し。

日興コーディアルグループ(8603):午後に入り反落し、1.8%安の495 円まで下げ、年初来安値を更新した。500円割れとなったのは、昨年11月以来。 新興3市場の下げが加速しており、個人投資家とみられる処分売りが増えた。 終値は1.2%安の498円。

富士通ゼネラル(6755):6.0%安の488円と反落。エアコン需要増で中 間期の上方修正を発表したものの、需要が拡大しているプラズマディスプレー (PDP)の価格競争激化で4-6月期の売上高が前年同期比0.1%減となり、 失望売りが膨らんだ。

ダイキン工業(6367):3.1%安の2785円と5営業日続落。猛暑銘柄とし て買われてきたが、8月3日に発表する4-6月期決算を見極めたいとの見方 などから売られた。猛暑銘柄は8月に売りとの見方もあるようだ。

トレンドマイクロ(4704):2%高の4150円と4営業日ぶり反発。2004 年12月期第2四半期(4-6月)の連結業績予想を上方修正したことが好感さ れた。ウイルス対策ソフトを導入する企業や個人が増えていることから、今後 の需要拡大にあらためて注目が集まった。

SMK(6798):2.2%高の466円と4営業日ぶりに反発。2005年3月期 の第1四半期決算が大幅増益だったことに加え、通期の業績予想を上方修正し 過去最高益となることが好感された。デジタル家電向けコネクターなどが伸び たためで、業績回復期待から買われた。

住友商事(8053):1.4%安の753円と7営業日続落。27日付日本経済新 聞朝刊が、太陽電池用のシリコン原料製造で世界最大手のノルウェー企業への 出資すると報じたが、反応薄。市場全体が米国株式市場の影響を受け、軟調な 展開になっており、普段なら好材料であっても反応しにくいとの声があった。

三井化学(4183):0.6%安の484円と4営業日続落。株価は午後に入っ て一段安となり、一時1.2%安の481をつけ、連日で年初来安値を更新した。 海外での原油高に伴う収益悪化の可能性があるとして、嫌気売りが先行したよ うだ。

コーナン商事(7516):5.3%安の1979円と4営業日続落。公正取引委員 会が、コーナンに対して独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行ったことを 受けて急落。午後に入って下げ幅をさらに拡大し、一時は6.7%安の1950円ま で下げた。

ブックオフコーポレーション(3313):一時は15%高の2290円まで上昇 し、連日で上場来高値を更新。足元が好調に推移しているうえ、今後も中古書 籍市場の拡大が見込まれており、好業績を期待した買いが継続した。今期の連 結純利益は前期比25%増の11億円と過去最高を見込む。ただ、この日で7営 業日続伸となっており、午後の取引では利益確定売りが膨らみ、終値は7.5% 安の1850円となった。

アドテックプラズマ(6668):前日に東証マザーズに新規上場した高周波 電源などの製造・販売をするアドテックプラズマテクノロジーの初値は210万 円と公募の2.2倍となった。前日は気配値が公募の2倍の水準まで切り上がっ たものの、上場初日での初値成立とはならず、27日に持ち越されていた。その 後株価は一時、218万円まで上昇したが、その直後に下落。午後に入ってスト ップ安(値幅制限いっぱいの下落)となった。株価は170万円と安値引け。

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