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中国の超大現代農業:海外での社債発行を取り止め-市況の変化で

農産物生産で上場中国企業としては最大 手の超大現代農業(集団)は21日、「市場環境」を理由に、予定していた海外 での初の社債発行を取り止めると発表した。米信用格付け会社ムーディー ズ・インベスターズ・サービスは5週間前、投資適格級を3段階下回る「Ba 3」を付与していた。

超大現代農業は事業拡大のため社債発行を通じ1億5000万米ドル(約 163億円)の調達を予定していた。同社が香港証券取引所に提出した資料に よれば、発行中止で業務に影響はないとしている。

ムーディーズは、米会計事務所プライスウォーターハウスクーパーズ (PwC)が1年前に超大現代農業の共同監査法人を辞退したことに懸念を 表明。ムーディーズは、手数料をめぐる見解の相違が「財務会計の質と信頼 性」の不安定さにつながっていると指摘した。

中国南西部の福建省に拠点を置く超大現代農業は先月、香港とシンガポ ール、欧州の投資家を対象に償還期間5年の社債発行の準備を進めていた。 クレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)と米メリルリンチが 社債発行の幹事として起用されていた。香港の陳葉馮会計師事務所は超大現 代農業の監査法人を続けている。

別の米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは投資適格を2段階 下回る「BB」を付与している。昨年7-12月期については、超大現代農業の 純利益は前年同期比48%増の4億260万元(約53億円)だった。

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