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米デュポン:テフロンの健康への影響に関し情報開示怠る-環境保護局

米環境保護局(EPA)は8日、米化学2 位のデュポンはテフロン関連製品に使用している物質の健康への影響について 情報公開を怠ったとして、3億ドル(約330億円)以下の罰金を科せられる可 能性があると指摘した。

EPAの規制執行担当チーフ、トム・スキナー氏によると、デュポンはこ びりつきを防ぐテフロン加工などに利用するペルフルオロオクタン酸(PFO A)に関する情報を不当に隠した。これに対し、デュポンはEPAの主張を否 定、情報公開規則を順守しているとの立場をとっている。

EPAによると、デュポンは既に1981年6月の段階で妊婦の体内の胎児 にPFOAの痕跡を発見しており、80年代半ばにはウェストバージニアとオハ イオ州の水道水から同物質を検出していた。集団訴訟で弁護士がデュポンの内 部資料を提出したことで、EPAは2001年3月にこの問題を知ったとしてい る。スキナー氏は「企業はこの種の情報を報告する義務がある」と語った。

ウィルミントン・トラストのシニア投資担当者、ジーン・ピサセール氏は、 デュポンは以前に殺菌剤ベンレートに関する損害賠償で15億ドル余りを支払 うことになったが、それと同等の支払いを命じられるようなことにはならない だろうとみる。ウィルミントン・トラストは3月時点でデュポン株2630万株 を保有する。

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