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フィリップ・M:10億ドル支払いでEUと和解へ、密輸めぐり-関係者

米アルトリア傘下のたばこ会社フィリップ・ モリス・インターナショナルは、たばこ密輸への関与をめぐり約10億ドル(約 1100億円)を12年間に分割して支払うことで欧州連合(EU)当局と合意した。 事情に詳しい関係者が8日、明らかにした。

関係者が匿名を条件に語ったところによると、合意は9日に欧州委員のシ ュライヤー氏が記者会見して発表する見通し。欧州委員会のエリック・メイマ ー報道官は同氏が明日、「不正との戦いについて」記者会見する予定であること を確認した。詳細については述べなかった。

合意ではたばこ製品の偽造防止策も盛り込まれる見通し。アルトリアのル イス・カミレリ最高経営責任者(CEO)によると、フィリップ・モリスは偽 造により年1億2100万ドルの損害を被っている。

フィリップ・モリスの広報担当者ネリダ・ホワイト氏は4月に、合意が近 いことを明らかにしていた。同社はこの日はコメントを控えた。

EUは2000年に、複数のたばこ会社が欧州にたばこを密輸入しているとし て、ニューヨークの連邦地裁に訴訟を起こした。訴訟は2001年7月に棄却され、 EUは新たに資金洗浄に関し提訴していた。当初の訴訟では、たばこ会社は欧 州や米国などで密輸業者と共謀しており、EUは1996年だけでも10億ドル相 当の関税収入を得る機会を逸したと主張していた。

合意見通しについては先にダウ・ジョーンズ通信が伝えていた。

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