コンテンツにスキップする

米ヤフーの4-6月期:純利益倍増、過去最高-株価は下落(5)

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが7 日発表した第2四半期(4-6月)決算は、前年同期比で2倍を超える増益と なった。広告収入の増加が寄与した。株価は時間外取引で下落、一時12%安と なった。

純利益は過去最高の1億1250万ドル(1株当たり8セント)と、前年同期 の5080万ドル(同4セント)から増えた。利益は調査会社トムソン・ファイナ ンシャルがアナリスト23人を対象にまとめた予想平均(同8セント)に一致し た。売上高は8億3230万ドルと、前年同期の3億2140万ドルから2倍以上に 拡大した。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、3.85ドル 安の28.75ドルに下落した。終値は前日比62セント安の32.60ドルだった。

同社株は過去1年で85%上昇しており、一部投資家は一段の上昇を正当化 するほどの急速な利益拡大は困難とみている。検索サイト運営の米グーグルや ソフトウエア最大手の米マイクロソフトが検索エンジンへの投資を増やして競 争が激化するなかで、2005年には広告収入の伸びが鈍化する懸念がある。

ダニエル・ローゼンワイグ最高業務責任者(COO)はインタビューで、 ヤフーは歴史上最も競争の激しい市場に生まれたとした上で、今後も顧客にと って魅力の大きい商品を提供することで優位に立つと語った。また、インター ネットによる広告は引き続き「急速な成長」が見込めるとの見方を示した。

ヤフーの広告を他社サイトに掲載するために支払う料金を差し引いた売上 高は、前年同期比90%増の6億910万ドルと、アナリスト20人の予想6億1150 万ドルを下回った。一方、ウェブ広告からの収入の大半を含むマーケティング サービス収入は3倍強の6億9100万ドルに増えた。

同社は2004年通期のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利 益)は少数株主持ち分を除いたベースで最大9億9500万ドルとの見通しを示し た。従来は9億7000万ドルを見込んでいた。他社サイトへの支払いを差しい引 いた売上高については最大25億4000万ドルと、従来見通しの25億2000万ド ルから引き上げた。

テリー・セメル最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で、 2004年のマーケティングサービス収入の伸びは継続事業ベースで4月時点の予 想(35%)を上回るとの見通しを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE