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中国国際金融、中国企業IPOで初の単独引き受けへ-外資幹事外れる

中国最大の投資銀行、中国国際金融(CIC C)は、海外投資家向けの株式売却で初めて外資系投資銀行抜きで単独幹事を 務める見通しだ。

事情に詳しい関係者によると、CICCは、受像管を製造する国営企業、 彩虹集団の新規株式公開(IPO)で2億ドル相当の株式を8月後半に販売開 始する。CICCは通常、同社に3割強出資する米モルガン・スタンレーや、 ゴールドマン・サックス・グループなど外資系証券と共同で引き受けを行って おり、実現すれば、CICCにとって初の単独引き受けとなる。

CICCは1997年以降、中国企業による海外市場での資金調達(総額460 億ドル)の約3分の2余りで幹事を務めた。総額12億ドルの引き受け手数料は ほかの証券会社と分け合ってきた。アメリカン・センチュリー・インベストメ ンツの運用担当者、マイケル・ドネリー氏は、「CICCはこれまで、モルガン・ スタンレーと共同で引き受けをしていたが、ここにきて単独で行う姿勢のよう だ」と指摘した。

中国企業による香港でのIPOの平均手数料率(3.5%)を基準とすると、 彩虹集団はIPO手数料として約700万ドルを支払う見通し。同社はカラーテ レビ用受像管を年間1000万個生産しており、1981年以降の売上高は616億人民 元。関係者によると、今月香港証券取引所に上場申請する計画。

CICCの広報担当者はコメントを控えており、彩虹集団社長のコメント も現時点では得られていない。

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