コンテンツにスキップする

米ヤフーの4-6月期:純利益倍増、過去最高-株価は下落(4)

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが7 日発表した第2四半期(4-6月)決算は、前年同期比で2倍を超える増益と なった。広告収入の増加が寄与した。株価は時間外取引で下落、一時15%安と なった。

純利益は過去最高の1億1250万ドル(1株当たり8セント)と、前年同期 の5080万ドル(同4セント)から増えた。利益は調査会社トムソン・ファイナ ンシャルがアナリスト23人を対象にまとめた予想平均(同8セント)に一致し た。売上高は8億3230万ドルと、前年同期の3億2140万ドルから2倍以上に 拡大した。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、4.81ドル 安の27.79ドルに下落した。終値は前日比62セント安の32.60ドルだった。

一部投資家は、同社利益がアナリスト予想を上回らない場合は株価下落に つながる可能性があると指摘していた。同社株は過去1年で85%上昇し、PE R(株価収益率)は130倍となっている。

ジャンコ・パートナーズのアナリスト、マーティン・パイコネン氏は、「業 績はアナリスト予想を上回らなかった」と指摘するとともに、利益がアナリス ト予想と同じだったので、株価下落は「当然の反応だ」と述べた。

ヤフーの広告を他社サイトに掲載するために支払う料金を差し引いた売上 高は、前年同期比90%増の6億910万ドルと、アナリスト20人の予想6億1150 万ドルを下回った。一方、ウェブ広告からの収入の大半を含むマーケティング サービス収入は3倍強の6億9100万ドルに増えた。

同社は2004年通期のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利 益)は少数株主持ち分を除いたベースで最大9億9500万ドルとの見通しを示し た。従来は9億7000万ドルを見込んでいた。他社サイトへの支払いを差しい引 いた売上高については最大25億4000万ドルと、従来見通しの25億2000万ド ルから引き上げた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE