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情報通信白書:ユビキタス社会目前に-ブロードバンド世界最速・廉価

麻生太郎・総務相は午前の閣議に、日本の情 報通信の現状、課題や政策の動向を示した「情報通信白書」(2004年版)を提出 した。白書は日本のブロードバンド(高速大容量)サービスが世界で最も高速・ 廉価との現況を示した。そしてこの通信ネットワークを通じて「いつでも、ど こでも、何でも、誰とでも」情報のやり取りができる「ユビキタス」社会が実 現しつつあるとしている。

今回のテーマは「世界に広がるユビキタスネットワーク社会の構築」。OE CD(経済協力開発機構)加盟国の事業者が提供するブロードバンドサービス は、月額基本料金が安い上位10のうち8つを日本企業が占める。1位と3位は ソフトバンクが提供するADSL(非対称デジタル加入者線)、2位と4位はK DDIの光ファイバーサービスなどとなっている。

こうした通信環境の整備から日本のインターネットの人口普及率は昨年末 で61%に上昇、人数にして7730万人に達した。携帯電話普及により、携帯電話 を通じてネットに接続する人が多くなってきたのもこの普及率を押し上げてい る。

白書では、日本企業がパソコンや携帯電話以外にも、ネットワーク対応テ レビといった情報家電に電子商取引の対象を広げる意向であることを示した。 こうした流れで家電や家具などが通信ネットワークに組み込まれ、ユビキタス ネットワーク社会が構築されつつあるとしている。

その際に企業側は個人情報をいかに保護するか、ネットワークの安全性を いかに確保するかといった点を注意しているという。

「情報通信白書」は日本の情報通信の現在や政策動向を国民に伝えるため、 総務省がまとめている。73年から毎年作成しており、今回が32回目。

ドコモ株は、前日比2000円(1.1%)高の19万3000円(午前9時分現在)。

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