有線ブロード株が急落、公取委が緊急停止命令を東京高裁に申し立て

有線ブロードネットワークスの株価が午後の取 引で急速に下落している。公正取引委員会が30日正午、有線放送最大手で光ファイ バーでの通信事業も手掛ける有線ブロードに対し、緊急停止命令を東京高裁に申し 立てたと発表したが、その後、株価が前日の終値を大きく割り込んだ。

株価は一時、前日比1010円(4.1%)安の2万3400円まで下落。午後1時5分 現在は同710円(2.9%)安の2万3700円前後で推移している。

公取委の調べによると、有線ブロードは有線音楽放送の販売の際、顧客により 差別的な条件を提示していたという。有線ブロードの有線音楽放送販売を一部制限 する措置は、公取委の同社に対する審決まで続く。

有線ブロードは5月、有線音楽放送事業の営業活動の適法性について、公正取 引委員会の立ち入り検査を受けたと発表。その際に、違法性はなく検査に全面的に 協力するとしていた。

有線ブロードは有線放送を手がけているが、光ファイバーを使ってブロードバ ンド(高速大容量)事業も展開している。契約回線数はNTTグループに続いて、 電力系企業と2位の座を争っている。株式は大証ヘラクレスに上場している。

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