出光興産:北海道製油所を8月にも稼働再開へ、タンクの補強に50億円

出光興産は24日、都内で記者会見を開き、 03年の十勝沖地震後の火災をきっかけに操業を停止している北海道製油所(苫 小牧市・原油処理能力日量14万バレル)について、8月にも一部の操業が再開 できるとの見通しを明らかにした。

会見に出席した同社製造部企画2課の松下敬課長は、稼働再開には北海道消 防局の許可が必要と述べたうえで、8月にも石油タンクの補強が終わり、製油所 の一部が稼働に踏み切れるとの見通しを示した。

具体的には、8月に日量9万バレルの精製が可能で、タンクの補強が終了次 第、稼働率を高めていくとしている。一方、十勝沖地震でタンクが破損したこと を踏まえ、石油タンクの補強に50億円投資することを決めた。

同社は製油所事故による影響額は、製品供給費用を含めて300億円弱とみて いる。このうち03年度に180億円、残りを04年度に計上する方針を明らかにし ている。

共同取材:Hector Forster

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