香港株(午前):ハンセン指数下落、東亞銀行が安い-H株指数は上昇

午前の香港株式市場ではハンセン指数が下 落。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを見込み、貸し出し 需要が後退するとの見通しから東亞銀行など銀行株が安くなった。

ハンセン指数は前日比32.03ポイント(0.3%)安の11813.56。朝方は一時、 同0.6%高に上昇する場面もあった。33銘柄中、下落は15銘柄、上昇は11銘 柄、変わらずは7銘柄。ハンセン指数先物(6月限)は0.6%安の11808。業種 別のハンセン金融株指数は0.5%安の24309.49。

一方、中国最大の海運会社、中国遠洋運輸(集団)(COSCO)の港湾運 営部門COSCOパシフィック(中遠太平洋、1199 HK)は中国東部、江蘇省の 鎮江港やベルギーのアントワープ港のプロジェクトを一部買収するとの報道を 好感して上昇した。

ハンセン中国企業株(H株)指数は同1%高の3962.36。景気の「ソフトラ ンディング」に自信を示した温家宝首相の発言を好感した。先週は利上げ懸念 を背景に約11%下落していた。

石油会社のペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は2.5セント(0.7%)高 の3.40香港ドル。固定電話の中国電信(チャイナ・テレコム、728 HK)は2.5 セント(1%)高の2.525香港ドル。生保の中国人寿保険(2628 HK)は7.5セ ント(1.7%)高の4.40ドル。

自動車メーカーの駿威汽車(デンウェイモーターズ、203 HK)は投資判断引 き上げで上昇。電力のチャイナ・リソーシズ・パワー(華潤電力、836 HK)は 中部の湖北省での拡大計画の報道で上げた。

一方で、ドラゴン航空の5月の旅客数が前月比14%減、貨物量が同10%減 となったことを材料に同社を保有する中航興業(1110 HK)は下落した。

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