ノルウェーの石油スト:労組は27日からスト拡大へ-産油量は24%減

世界3位の石油輸出国、ノルウェーの石 油業労組は23日、この日で6日目に入ったストを、現地時間27日午前零時か らさらに拡大させる意向を示した。これにより、同国の産油量は、通常時から ほぼ4分の1減少することになる。

労組OFSによると、年金などの争点で合意に達しなかった場合、労組は 27日からスト拡大に踏み切る。同国は通常日量300万バレルの原油を産出して いるが、ストが拡大した場合、産油量は日量で約72万バレルほど減少するこ とになる。27日からのスト参加者は計333人に増加し、スタトイルやノルスク ハイドロ、トタル、エクソン・モービルなどの石油会社が減産に追いやられる 見込みだ。

また、このストを受けた供給不安から、年初来で18%上昇した原油相場は 一段高となった。ロンドン国際石油取引所(IPE)で取引される、国際原油 相場の北海ブレント原油先物8月限は、ロンドン時間午後3時6分現在、前日 比で14セント(0.4%)上昇し、1バレル当たり35ドル75セント。

ノルウェーの石油業界団体、OLFによると、27日のスト拡大後の影響と して、減少する産油量の価値は、1日当たり約1億8000万クローネ(約28億 円)規模になる見込み。このうち、約80%はスタトイルなどの株式を保有する 同国政府の収入減につながる。

--共同取材:オスロPetter Narvestad

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