米グローバル・クロッシング:経営陣の不正会計関与を否定-社外調査

昨年12月に経営再建を果たした国際高 速通信サービスのグローバル・クロッシングは21日、監査法人デロイト・ア ンド・トウシュによる調査の結果、2003年決算に関連した不適切な会計処理に ついて経営陣は認識していなかったことが明らかになったと発表した。

グローバル・クロッシングの発表によると、調査リポートは「経営陣の誠 実さが問われるような問題はなかった」と結論付けている。同社はことし4月 に、一部の債務に過小評価があったことを公表した後、デロイトに調査を依頼 していた。

デロイトは9万を超える電子メールなどの資料を調査したほか、26人の従 業員との面談を実施した。グローバルのジョン・レギア最高経営責任者(CE O)は、今後より厳格に管理していく姿勢を示した。今回の発表は、経営陣に 対する投資家の懸念を緩和する可能性がある。

グローバルによると、2003年の会計監査を担当した米会計事務所、グラン ト・ソーントンは5000万-8000万ドル(約54億2000万-86億7000万円) の過小評価があったとするグローバルの試算を見直すという。

この日の米株式市場で同社株は10セント高の15.25ドルで終了。時間外 取引では34セント高の15.59ドルとなっている。同社株は会計問題から上場 廃止になるとの懸念から、ことし51%下落している。

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