訂正:【JASDAQ週間騰落率】上昇1位はCCS56%、下落は第一カッタ

6月第3週のジャスダック(JASDA Q)騰落率ランキングの上位銘柄は、上昇1位が発光ダイオード(LED)関連 機器メーカーのシーシーエス(CCS)、下落1位がアスファルトやコンクリー トなどの切断などを手がける第一カッター興業だった。

上昇率ランキングは、1位のシーシーエスの上昇率は55.5%だった。同2 位のソフト開発業者、ピーシーデポコーポレーションは1週間で48.7%上昇。 3位の山田債権回収管理総合事務所は同41.0%だった。

一方、下落率ランキング1位の第一カッターは1週間で20.9%値下がりし た。下落率2位のマンション開発・販売の明豊エンタープライズの下落率は

19.4%、3位の鉄製品加工の横浜鋼業が15.0%、それぞれ下落した。

ジャスダック上場銘柄921銘柄中、約7割に相当する607銘柄が上昇した。 割安な内需関連株を拾う動きに乗って、相場全体が底上げされた格好だ。値下が り銘柄数は240、変わらずは75。

ジャスダック指数は年初の66.81ポイントから約半年間で49%上昇。18日 終値は98.87ポイントとなった。5月6日の高値105.07ポイントと、直近の安 値84.32ポイントを比較すると、相場用語でいう「3分の2戻し」を達成したこ とになる。チャート分析上は3分の2戻しを達成すると、一般的には高値を再度 更新する可能性が高いと言われている。

しかし、池銀キャピタル投資業務部の神保敏明部長は、「長期金利の上昇を 警戒する向きが増えていることに加え、今秋以降の景気停滞懸念が強まっている ことを考えると、ジャスダック指数が5月6日の高値105.07ポイントを簡単に 抜けていくような状況ではない」と分析。いずれは選別投資傾向が強まり、指数 の伸びが鈍化するとの見方をしている。

神保氏は、景況感について、「自動車と薄型表示装置をはじめとする『新家 電』企業だけが、最高益を達成し、そこに働く一部の従業員だけが過去最高のボ ーナスを手にした。大部分の人は景況改善を実感していない」と指摘。株価につ いては「片肺飛行のようなものだから、一段の上昇は見込みにくい」とした。

JASDAQ週間騰落率は、先週末終値とこの日の終値とを比較して、ブル ームバーグ・ニュースが算出した。

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