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KDDI:データ定額料金一部値下げ、半額以下も(2)

携帯電話国内2位のKDDIは16日、イン ターネット検索や電子メールといったデータ通信での定額料金を一部値下げする と発表した。使用頻度が少ない顧客は現行料金の半額以下の月2000円(税込み 2100円)に下げる。定額料金制をより利用しやすくしてメリットをアピール、 顧客を引き寄せる。

現在のデータ通信定額料金は、使用量にかかわらず月4200円(税込み4410 円)。これを8月1日からは月の使用が4万パケットまでの顧客は月2000円、 4万パケット以上で8万4000パケットまでの顧客は1パケット0.05円、8万 4000パケット以上は現行料金とする体系に変える。

データ通信定額制を使える携帯電話「CDMA 1X WIN」の顧客は前期 (2004年3月期)末で約34万人。昨年11月末に導入してから前期末までの目 標45万人を下回った。今期(2005年3月期)末には300万人という目標を立て ている。記者会見したKDDIの小野寺正社長は「顧客のデータ通信定額制への 入り口を低くする」と述べ、値下げにより新規顧客を呼び込む意向を示した。

また、この一部料金値下げにより短期的には収入が減るとの見通しを示した が、「通期の業績予想については、これを踏まえても数値は達成できる」との見 通しを明らかにした。

データ料金定額制は、業界最大手のNTTドコモがKDDIを下回る月 3900円(税込み4095円)で1日から開始している。KDDIが一部料金を値下 げするのは、ドコモに対抗する意味合いもありそうだ。

小野寺社長はまた、米投資会社カーライル・グループと京セラとの間で売却 交渉を進めている子会社でPHS(簡易型携帯電話)最大手のDDIポケットに ついては、「交渉しているが発表できる段階でない」と述べるにとどめた。

KDDIの株価終値は、前日比1万9000円(3.1%)高の62万4000円。

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