ユニー、C&S株が高値更新、出遅れ感の高まりで-売り上げは低迷

中京地区地盤の流通グループ大手、ユニー グループの2社がそれぞれ年初来高値を更新した。売り上げは低迷しているもの の、イトーヨーカ堂やイオンに比べて割安だったことが買いを集めるきっかけだ とみられている。

午前の取引時間中の高値は、ユニーが前日比83円(6.0%)高の1476円、 シーアンドエスが同125円(4.9%)高の2700円。

コスモ証券エクイティ部情報グループの清水三津雄・次長は、この日の上げ について、「小売株が上昇基調をたどるなかで、ユニーにしても、C&Sにして も出遅れ感が強まっていた」と指摘している。

ただユニーグループについて清水氏は「愛知地盤とはいえ、地方のカテゴリ ー(分類)に入ってしまうため、業績は厳しい。これらが株価収益率(PER) で20倍以上まで評価されたことで、小売株の上昇にも一巡感が出る可能性があ る」とみている。

15日終値で計算した2005年2月期予想ベースのPERはユニーが約22倍、 C&Sが約18倍だった。これはイトーヨーカ堂の約31倍、イオンの約23倍、 セブンーイレブン・ジャパンの約28倍などと比べて、割安感が出ていた。

ブルームバーグ・ニュースが15日までにまとめた5月の既存店売上高は、 ユニーが前年同月比3.8%減、C&S傘下のサークルケイ・ジャパンが同0.5% 増、サンクスアンドアソシエイツが同3.5%減だった。

ユニー広報室の嶋村恵司氏は6月の販売状況について「商品が夏物に切り替 わっているものの、衣料品が苦戦している。5月より悪い印象だ」と指摘してい る。

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