スイスのABB:中国での売上高が2008年までに倍増する見込み

電源変圧器で最大手、スイスのABBは15 日、中国での売上高について、ことし予想されている水準から2008年までに2 倍の40億ドル(約4447億円)に達するとの見通しを明らかにした。中国が景気 浮揚で、発電所に対する投資を拡大させていることが背景にある。

ABBのオートメーション部門の責任者、ディネシュ・パリワル氏によると、 同社はすでに中国に6億ドルの投資を実施済みで、変圧器やスイッチなどの機器 生産能力を倍に引き上げる予定。同氏はそれに伴う費用の具体的な金額について はコメントを差し控えた。

パリワル氏は上海でのインタビューで、「われわれの全ての中国工場で生産 能力を上回る事態となっている。2005年まで新たな受注が不可能な工場もあり、 生産能力の拡大を切望している」と述べた。

同業の独シーメンスや米ゼネラル・エレクトリックも、北米や欧州市場での 売り上げ低迷を背景に中国に注目しており、ABBはこうした同業他社と同国で 競争することになる。

ABBの株価はこの日、一時、前日比16サンチーム(2.3%)高の6.96ス イス・フランまで上昇し、チューリヒ時間午前11時6分現在では6.94スイス・ フランで取引されている。過去1年間での上昇率は90%。シーメンスの株価上 昇率は同37%となっている。

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