米ニューコア:4-6月期利益見通し引き上げ、国内需要の改善で

電炉大手の米ニューコアは15日、第2四 半期(4-6月)の利益見通しを上方修正した。米国内需要の改善に伴う記録 的な鉄鋼高騰に支援され、こと2度目の上方修正となった。

同社発表文によると、1株当たり利益の予想レンジは2ドル75セント-2 ドル95セント。従来の予想レンジは2ドル-2ドル20セントだった。前年同 期実績は、1株当たり利益11セント、売上高15億2000万ドルだった。

原材料のスクラップ価格が低下する一方で製品需要が拡大し、ニューコア の利益率が拡大している。景気拡大で商業建設が低迷期を脱却しつつあること も、鉄骨最大手のニューコアにとって好環境となっている。同社は、スクラッ プ価格をカバーするための上乗せ料金を引き下げる一方で、基本料金を引き上 げてきた。

ブルームバーグ・データによると、20年前にスクラップ製鉄のパイオニア 的存在だったニューコアは、1999年から2003年にかけて最も収益性の高い米 鉄鋼メーカーの地位を守り続けている。同業他社に比べて原材料価格が安いこ と、従業員が労組に加入していないことが主因とされている。

15日のニューヨーク株式市場で、ニューコアの株価は上昇。現地時間午後 2時55分現在、前日比3ドル4セント(4.6%)高の69ドル89セントで推移 している。年初来では13.8%の値上がり。

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