中国のCSMC:香港でのIPOで96億円調達へ-銀行関係者

中国の半導体メーカー、CSMCテクノ ロジーズが香港で実施する新規株式公開(IPO)による資金調達額は最大 6億8310万香港ドル(約96億円)に上る見通しだ。銀行関係者が10日明ら かにした。

CSMCにはシンガポールの半導体ファウンドリー(受託生産会社)チ ャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングが10%出資してお り、がん具や時計、家電向けの半導体を製造している。

匿名を条件に銀行関係者が述べたところでは、CSMCは香港で全株式 の25%に相当する6億2100万株を1株当たり75香港セントと1.1香港ドル の間で発行・売り出しを行う計画。この価格は2004年の予想簿価の1.25倍 から1.6倍にあたる。CSMCは海外で公募増資を行う2社目の中国の半導 体メーカーとなる。銀行関係者はCSMC香港で10日から投資家との会合を 開始するとしている。

銀行関係者によれば、CSMCの香港株式市場上場は6月25日の予定。 CSMCの財務責任者フランク・ライ氏は先に、需要増に対応するため同社 は中国東部で10億米ドル(約1100億円)規模の工場建設を計画していると 述べていた。

海外で公募増資を行った最初の中国の半導体メーカー、中芯国際集成電 路製造(SMIC)は、半導体業界の成長が来年にはピークに達するとの投 資家の懸念から、3月のIPO以降、株価が公募価格を大きく下回る展開と なっている。

金融サービス最大手の米シティグループがCSMCのIPO幹事を務め る。シティの関係者とCSMC広報担当のセシリア・リー氏ともにコメント を控えている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE