CSFBが米タイコの社債を推奨-信用格付け引き上げ受け

米証券大手クレディ・スイス・ファースト・ ボストン(CSFB)は8日、複合製造業の米タイコ・インターナショナルの 債券の保有、または買い増しを推奨した。タイコの債務削減努力がことし、同 社の社債価格の上昇につながるとの見方が理由。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4日、タイコの 長期債務格付けを2段階引き上げ、投資適格級最低水準である「Baa3」と した。この格上げを受け、タイコの社債(表面利率6%、2013年償還)利回 りの米国債に対する上乗せ幅は約0.2ポイント縮小し0.95ポイントとなった。

CSFBは、タイコの社債は米国債との比較で上値が大きいとみており、 同社のアナリストのケビン・モーリー氏は、「堅調な営業収入により、タイコ のフリー・キャッシュ・フロー(純現金収支)が拡充するはずだ。その資金の 一部が、債務削減に向かうと予想される」と指摘した。

タイコのデービッド・フィッツパトリック最高財務責任者(CFO)は7 日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、さらに1段階の格上げを 目指す考えを示していた。

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