米マイクロソフト:独SAPと昨年末に合併交渉-再開は予定せず

ソフトウエア最大手の米マイクロソフトは7 日、ビジネス・ソフト最大手の独SAPを買収する方向で、昨年末に同社と交渉 した事実を明らかにした。

マイクロソフトの発表文によると、両社の間で行われたのは「初期的な話し 合い」で、合併完了と両社の統合はあまりにも困難であるとの判断から、数カ月 前に打ち切られた。交渉を再開する考えはないという。

マイクロソフトは、給与計算・会計ソフト部門の改善に向け、数十億ドル規 模の資金を投じている。同社は2001年以降、従業員1000人未満規模の企業向け のビジネス・ソフトを手がけるため、開発会社2社を買収した。同社のオーラン ド・アヤラ上席副社長は、こうしたソフトウエアをより規模の大きい企業に販売 する方向で検討する可能性がある、と述べていた。SAPは、大手企業向けビジ ネス・ソフト市場に力を入れている。

7日のニューヨーク株式市場で、マイクロソフトの株価は上昇。現地時間午 後2時23分現在、前週末比22セント高の26ドル17セントで推移している。年 初来では5.2%の値下がり。SAPの米国預託証券(ADR)も上昇。前週末比 96セント高の40ドル97セントで推移。年初来では3.7%下げている。

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