【TOPIX週間上昇率】首位がリソー教育29%、2位は神栄の24%

6月第1週の東証株価指数(TOPIX)の上昇率 上位銘柄は、首位がリソー教育の29.3%だった。2位は神栄の23.5%、3位は安藤建 設の22.8%となった。今週は相場全体に手詰まり感が漂うなか、個別銘柄を物色する 動きが目立った。

今週の株式相場について東洋証券・情報部の大塚竜太ストラテジストは「銀行株はU FJに関連して上がり下がりが激しく、まともに手が出ない。ハイテクはニューヨーク 市場がどっちつかずの状況で、半導体もアドバンテストが3日に年初来安値を更新する など全体が手詰まりの状態。個別の材料でしか身動きが取れなくり、短期資金が出入り した銘柄のみが目立った」と指摘する。

上昇率首位のリソー教育は、4月の高値から前週末までに株価は約45%下落してい た。株価調整が進んだことに加えて、4月の月次売上高は前年同月比21%増と順調に推 移していることもあって、株価は今週反発局面に入った。ただ、会社計画をベースとし た今期予想PER(株価収益率)は48倍の水準。みずほインベスターズ証券の東丸英 二アナリストは「PER20倍台でなければリスクはある」と指摘し、株価は割高とみてい た。

市場では「このところ動きがみられる銘柄は、“アンダーリサーチ銘柄”で、市場 参加者があまり見ていない株。味の素やキッコーマン、フォスター電機など、よく見て 初めて割安に放置されていることに気づく銘柄を、国内機関投資家は少しずつ買ってい るのでは」(東海東京調査センターの矢野正義上席マネジャー)との声が聞かれた。

2位の神栄は、05年3月期の連結経常利益が50%増の18億円を見込み、会社予 想による今期PERは前週末時点で9.9倍と割安だったことからも人気を集めたようだ。 同じく3位の安藤建設も先週末終値でのPERは14倍弱だったこともあり、割安な銘 柄の一角として買い進まれたようだ。

TOPIX週間騰落率は、先週末終値と、この日の終値との比較でブルー ムバーグ・ニュースが算出した。

--共同取材:山口義正 Editor:Ushiroyama

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