スイスのアデコ:1-3月期は53%減益-会計調査の経費膨らむ

人材派遣最大手、スイスのアデコが4日 発表した第1四半期(1-3月)決算は、53%減益となった。会計問題の調 査で経費が膨らんだことや、価格競争が激しさを増したことが響いた。

アデコの発表資料によると、純利益は3000万ユーロ(約40億7000万 円)と、前年同期の6400万ユーロから減少。会計調査の経費として特別損 失3600万ユーロを計上し、これで会計問題に関する経費は1億ユーロに拡 大した。

売上高は1%減の38億ユーロ。為替効果を除いた売上高は4.4%増と なった。アデコは4月、為替レート調整前の1-3月期売上高が5%増とな ったと発表していた。

アデコは会計調査を理由に2003年通期決算の発表を2回延期し、今月 1日にようやく発表した。会計問題の発覚を受けてアデコの株価は1日で 35%下落し、当時のフェリックス・ウェーバー最高財務責任者(CFO)と 北米事業トップが辞任に追い込まれた。

ジェローム・カイ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、会計問題に より「大手の顧客企業を失ったということはない。事実、われわれは1-3 月期においても顧客層を広げることができた」と述べている。

原題:Adecco Quarterly Net Falls on Accounting Probe Costs (Update1) (抜粋)

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